「核酸」という言葉を聞いたことはあっても、「具体的には何なのか」「DNAとは違うものなのか」と聞かれると、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。
核酸は、私たちの身体を構成する細胞の中に存在し、生命活動に深く関わっている物質です。
今回は、DNAやRNAとの関係を含め、「核酸とは何か」を基本からわかりやすく紹介します。
核酸とは?
核酸とは、主に「DNA(デオキシリボ核酸)」と「RNA(リボ核酸)」の総称です。
私たちの身体は約37兆個の細胞から構成されており、その細胞一つひとつの中にDNAやRNAなどの核酸が存在しています。
DNAとRNAはそれぞれ異なる役割を担いながら、私たちの身体の中で重要な働きをしています。
DNAとは?
DNAは、親から子へ、あるいは細胞から新しい細胞へと情報を伝える「遺伝情報」を担っています。
DNAには、身体の中でどのようなタンパク質をつくるのかという情報が記録されています。
そのため、DNAしばしば「生命の設計図」と表現されます。
DNAは、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)という4種類の塩基などから構成されるヌクレオチドが連なった、二重らせん構造をしています。
RNAとは?
RNAもDNAと同じ核酸の一種です。
DNAに保存されている情報をもとに、身体を構成するタンパク質がつくられる過程に関わっています。
例えば、DNAの情報を写し取る「mRNA」、アミノ酸を運ぶ「tRNA」、タンパク質合成の場を構成する「rRNA」など、複数の種類のRNAが連携しています。
近年では、タンパク質をつくることだけでなく、遺伝子の働きを調節するRNAについても研究が進められています。
DNA・RNAとタンパク質の関係
私たちの身体を構成する筋肉や臓器、皮膚、爪などには、タンパク質が重要な構成成分として存在しています。
また、身体の中で働く酵素などにもタンパク質は含まれています。
DNAに記録された情報がRNAへと伝えられ、その情報をもとにアミノ酸が組み合わされてタンパク質がつくられます。
つまり、
DNA→RNA→タンパク質
という流れは、私たちの生命活動を理解するうえで重要な基本の一つです。
核酸は身体の中でどうつくられる?
身体に必要な核酸の構成成分は、体内でも合成されています。
代表的な経路として、
- アミノ酸や糖などから新しく合成する「デノボ合成経路」
- 食事由来の成分や体内で生じた成分を再利用する「サルベージ経路」
があります。
私たちの身体では、こうした仕組みを使いながら必要な核酸成分が利用されています。
核酸はどんな食品に含まれている?
核酸はさまざまな食品に含まれています。
フォーデイズ公式サイトでは、核酸を比較的多く含む食品として、
- サケの白子
- 食用酵母
- アサリ
- 牡蠣
- 海苔
- 大豆
- 鶏肉
- 豚レバー
などが紹介されています。
ただし、特定の成分だけを摂ればよいというわけではありません。
毎日の健康を考えるうえでは、まずさまざまな食品を組み合わせたバランスの良い食生活が基本となります。
まとめ|核酸はDNAとRNAの総称
核酸とは、「DNA」と「RNA」の総称です。
DNAは遺伝情報を保持し、RNAはその情報をもとにタンパク質がつくられる過程などに関わっています。
普段あまり意識することはありませんが、核酸は私たちの身体を構成する細胞の中に存在し、生命活動を支える基本的な物質の一つです。
「核酸」という言葉を知る第一歩として、まずは
DNAとRNAをまとめて核酸と呼ぶ
というところから理解すると分かりやすいでしょう。
参考
本記事は、フォーデイズ株式会社公式サイト「核酸とは」および「核酸ドリンクのフォーデイズ」の公開情報を参考に、核酸についてい一般向けに再構成したものです。

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